コース C — 新しい SoS の end-to-end モデリング
コース C は、意図的に自由度を高くしてあります。手順を細かく示した課題ではなく概要として示しており、ドメインを選ぶのも、白紙から仕様を書くのも、仕様をどう動かすかを決めるのも受講者自身です。小さな自走型プロジェクトとして取り組んでください。
ロボット配送以外のドメインを選び、テキストブック(第 4〜9 章)と同じ 5 段階をたどります。推奨は フードデリバリー(Collaborative SoS としてモデル化)、さらに挑戦するなら 大規模災害の発生直後、指揮系統がまだ成立していない段階の災害対応(Virtual SoS) です。テキストブックとの大きな違いは、出発点となる .cadl ファイルが提供されないことです。
- アクターと契約を同定する(テンプレートはありません)。
- SoS の類型(Maier / ISO/IEC/IEEE 21841)のどれに当たるかを判定し、宣言する
type:の理由を説明する。 lifecycle:とmonitors:をゼロから書き、cadl checkを通し、cadl-explorer で確認する。- 自分で選んだランタイムで仕様を動かす。標準の選択肢は、IR JSON からライフサイクルを再生する軽量な Python の離散事象ハーネス(例:SimPy)で、Unity は不要です。ハーネスは提供されません。これを書くことも課題の一部です。
- パラメータスイープを行い、比較レポートを書く(テキストブック第 9 章の演習 9.4 の 3 ページ形式がそのまま使えます)。
コース C に必要なのは公開リポジトリ(cadl、cadl-explorer)だけです。
このコースの学術的位置付け(Maier 条件、ISO 規格、分類体系)は academic-background.md を参照。