研究プロジェクト

高性能組込みリアルタイムシステムのリアルタイム性確保

複数のアプリケーションが1つの計算機上で動くときでも、処理の遅れや干渉を抑え、安全に動かし続けるための方法を研究しています。

高性能組込みリアルタイムシステムのリアルタイム性確保

背景

近年の自動車や航空機では、高性能な SoC と OS を使った制御コンピュータが広く用いられるようになっています。そこでは、重要度や信頼性の異なる複数のアプリケーションを同時に動かすことが増えており、これをミクスドクリティカリティシステムと呼びます。

このような環境では、複数のアプリケーションを1つの計算機にまとめることで便利になる一方で、リアルタイム性や安全性をどう守るかが難しい課題になります。

難しさ

アプリケーションは CPU、メモリ、GPU、ストレージ、ネットワーク帯域などの共有資源を使います。そのため、互いの処理が干渉し、重要な処理が遅れてしまうことがあります。

こうした遅れは、単なる性能低下ではなく、締切時刻を守れなくなることや、故障の広がり、セキュリティ上の問題につながる可能性があります。

研究内容

本研究では、リアルタイム性が重要なアプリケーションが共有資源をどのように使っているかを測定し、何が遅れの原因になるのかを分析します。

さらに、ソフトウェアによる分離機構、OS やドライバの改良、ハードウェア機構の設計など、幅広い層を対象にリアルタイム性を高める方法を研究しています。

このテーマに関連する論文・記事

その他の主要研究テーマ

01 IoTxWeb3: IoT機器のライフサイクル管理とデータ流通

IoTxWeb3: IoT機器のライフサイクル管理とデータ流通

IoT 機器とブロックチェーン、スマートコントラクトを組み合わせて、機器の利用許可やデータ共有を分かりやすく管理する仕組みを研究しています。

このテーマを見る

02 システムオブシステムズのモデリングと総合信頼性

システムオブシステムズのモデリングと総合信頼性

多くのシステムや人が関わる大きな社会技術システムを対象に、安全性、セキュリティ、レジリエンスをどう維持し、どう説明するかを研究しています。

このテーマを見る